現在は専業主婦ですが、ワーママ9年ほど? やっておりました。
最近、「女性でも男に寄生せずに働くのは当然」の風潮で、
それに関しては、異論はないのですが・・
『ワーママが誰にでも出来ること』
のようにとらえているのがちょっとな・・
と思う時があります。
おそらくワーママ当事者でないとわからない部分として、
ワーママの環境には、雲泥の差がある
実際に、その環境に恵まれていない人は、
どんなに本人が優秀でやる気があったとしても、
本人とは関係のないところの事情で、
とくに、子供が小学校入学以降は、仕事を続けることは難しいのです。
ワーママ存続可能な環境(子供が小学生を想定)
・日常的にヘルプしてくれる実家が近い(超重要)
・旦那が家事育児に主体性がある(超重要)
・時短、残業規制が制度としてある(超重要)
・通勤時間が短い。
・子供の病気でも、連続して職場を休まないよう預け先が確保されている。
・中学受験は子供に任せるつもり(専業主婦のようなヘルプはしない)
・突発的に休んでも周りがリカバリーしてくれる。
実際に周りを見ても、小学生育児を通り越して長く働いてきたワーママは
上記の好環境に恵まれている方々が多いです。
スポンサーリンク
で・・ 実際にワーママとして働いて来ていて、
意外と、独身女性や、子供のいる&いない男性社員は、
ワーママに対して理解 がありました。
もっと正確にいうと、
ワーママ環境というよく分からないものに対して、
「あ~、なんか忙しくて大変そうだな~。
会社もワーママバックアップ体制だし、制度に従っとくか。」
・・おそらくこんな感じ?だったようなきがします。
と、当時に、他部署の方からはこんな愚痴も聞いたりしたんですよ。
「この前も、ワーママ集団、子供の病気でずっっと休んじゃたから、
全部こっちに仕事が回ってきちゃって、深夜残業になっちゃったよ。
月残業100時間超えだよ~~」
これを聞いて、実は、私は月100時間残業社員の方に同情したのです。
ワーママだからって、何をしても許されるわけではありません。
実際に職場を支えているのは、調整弁にまわってしまう、
ワーママ以外の社員であることを忘れてはならないし、
病気の時には、採算度外視で高額なベビーシッターを雇ってでも
出社しなければならない時があります。
結局、何が重要か、というと、
「この人にこの仕事を割り振った場合、責任をもってやってくれるか?」
それに対して、きちんと答えを出していかなくてはならないことだと思うのです。
もちろん、業務を割り振る時に、ある程度ワーママであることの配慮はあるのでしょうが、
だからといって、締切や責任があるものに対して、すべて子供を優先するならば、
もう、その人に割り振られる業務はないでしょう。
育休明けも仕事をしたい理由のいちばん大きなのは
「いったん離職したら、パートの仕事しかなくなるから」
という金銭的な理由が多いと思います。
そのような理由を抱えつつも、ワーママ集団は、
A: 周りに極力迷惑をかけないよう、サポート確保に奔走し
仕事に穴をあけないママ
と
B: 常に子供優先で、仕事を割り振ることが出来ないママ
の2極化になる傾向があるように思えます。
個人的にはBのパターンは、自分はちょっとな・・と思う時がありました。
B社員がいると、その分、「社員が足りている」ということになってしまい、
その分の負担を周りの人の激務でカバーしなくてはならないので・・
権利(正社員の待遇?)を主張するならば、最低限の義務を果たさないと、
もはや、仕事でも何でもないわけですし、Bパターンが主流になってしまうと、
結局、Aパターンのママも同じにみられてしまいます。
女性活用と叫ばれている昨今ですが、
フルタイム前提の働き方には、上記の理由で、限界がきているように思えています。
最近のニュースでは、サービス業を中心に、2,3時間の業務をこなすママが
非常に増えてきているそうです。
子供を優先するならば、現状ではフルタイムワーママというものは
その拘束時間の長さと、実際に小学生の難しさを日々実感している身としては、
非常に難しいものと思っています。
個人的には、正規、非正規の待遇の差を、政府や企業がうめていく方向が
社会全体としては一番フェアで、無理がなく、少子化対策にもなると思うのですが・・
自分で全て抱えるとつぶれる、
それがワーママか・・
ワーママの愚痴・雄叫び多し。
男性の育休半年義務つけ位しないと
育児の大変さはわかないでしょう・・
過去記事:

にほんブログ村

にほんブログ村 アリャリャ~\(^o\)

にほんブログ村

節約・貯蓄 ブログランキングへ (/o^)/ コリャリャ~