ヤフーニュースで取り上げていた記事を読みました。
内容ですが
「国立大学の附属の学校は、本来、国立大学の教育のための実験機関。
どういうわけか、エリート養成むけ進学校になってしまったから、
本来の役割(普通の子供を実験の母集団とする)として機能していない。
よって、学力選抜でなく『抽選の選抜』とする方向へ。」
私がこの記事を読んで思ったことは、
『何を今さら。本来の役割を見失ったのならば、
早く本来の役割をするべきなのに・・
国民の税金を使っているのなら、本来の目的を達成すべきでしょ。』
国立大学の附属に自分の子供を入れたい理由。それは間違いなく
『ある程度の子供が集まる環境に、子供を入れたい』
こんなところでしょうか。
ここでの『ある程度』というのは、『親がある程度教育熱心』
ってことだと思うんですよね。
私の周りにはこの『国立大学の附属出身』っていうのが、本当に多いのですが、
共通することは、『親が教育熱心で、兄弟もそれなり』ってパターンなので、
『粒ぞろい予備軍の、選り分け集合体』ってとこ。
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国立附属出身者は、実際に大学受験で結果を出すことのできる子どもが多い印象。
ですが、どうやら附属のカリキュラムが良いわけではないらしく、
浪人の率も、私立中高一貫校より若干、高い傾向あり。
なので、良い大学に進ませるための手段として『国立附属』の役割を考えるならば、
以下のプロセスを理解させると過度な期待をしなくてもよいと思う。
1.教育レベルの高い親御さんが『我が子を』と入れる傾向が高い。
2.親や学校の友達の『普通』とされる基準が高く、そのための行動パターンを日常的にマネすることになる。
3.学校のカリキュラムは受験仕様でないので、無駄が多いと理解しつつ、学校の友達もそれなりなので、より頑張るポジティブスパイラルにはまる
4.本来の『目標値』が高いので、結果を出すために、浪人することも。
国立附属のメリットって
『高級住宅地の公立小学校(番町小学校みたいな)』に越境させること
と、同じと思う。
で、今回のニュース。学力試験を撤廃して抽選にしましょう(要はだれでもOK)
とするとなると、
『教育環境』を期待して、という動機はここには存在しなくなる。
進学実績は著しく下落するでしょうが・・
でもそれで良いのでは? と思う。
なぜなら、大学の附属って教育学部の付属って言うのが本来の目的なのだから、
税金を使うのであれば、本来の目的を明確にしてほしいし、
なんでそれが今まで正されていなかったのかが、とにかく不思議ですが、
税金の使い道のチェックが緩いのは、これに限ったことではないですしね。。
これがお受験の世界・・(うわっ)
過去記事:
むか~し昔、国立附属小のお受験のために、住所票を移した人がいましたっけ。

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