女の子の教育について。
おそらく最近の父親目線は、以下のように二極化している。
A:女の子だから、女子大とかでいいんじゃない?という、昭和のお父さんパターン
B:女の子だからこそ、これからの時代はよい大学を、といういまどきのお父さんパターン。
上記の考えは、嫁さんのスペックの影響もあるかもしれない。
うちの旦那は、完全に Bパターン。
世の中に大学は数多くあれど、彼の中での大学は限られている・・
以下は夫婦の会話です。
聞く人によっては気分を害されるかも知れません。
子供に求める大学の基準は「両親の出身大学」がベースになる、
そのような「植えつけられた意識の根深さ」 を実感する事例です。
我々は、自分たちの場合と、他人との場合と完全に線を引いていて、
子供に適用する基準は前者になります。
我々と同様の経歴の人は多分、似たような意識を持つのでは、と思います。
親は子供の教育に全面的に責任がある立場にいると思っていて、
学習ノウハウを知っているのに伝えないことは、親の怠慢とすら感じるのです。
大学のレベルは、なにも肩書にとどまりません。
良い大学の生徒は、とにかく辛抱強さと行動力の次元が違い、
その結果、何をやらせてもレベルが高いです。
体育大学の推薦を蹴って来た子もいました(彼女は結局、私と同業者になった)
大学入学して、英語の専攻でもなく海外生活の経験もないのに、
英検準1級は普通に持っている。(彼らの中で「英語ができる」は英検1級以上)
そういった実力者ぞろいなので、
そのフツーに合わせる環境にいることで、
実質的な意味で自分を高めることにもなるのですから。
そう、一流大学を目指す意味は在学中はもちろんのこと、その前後において
「自分の能力を最大限に磨ける環境」を買うこと なのです。
① プリ子「ポポ子(娘)がさ。青学とか行ったら、どう思う?」(青学は通学に便利)
旦那「はぁ?」
② プリ子「ポポ子、ポンジョ(日本女子大)は?」(中高附属が通学に便利)
旦那「冗談じゃねーよ!」(キレる)
旦那は、津田塾(義理弟嫁さんの最初に入学した大学)すらも、バカにする。
無理もない…
旦那は大学受験は全戦全勝。
滑り止め(第4志望くらい)が上智大だったくらいなので。
興味深いのは、当時防衛省に勤務していた義理父の命令で、
横須賀の防衛大学をお試し受験(試験が秋くらいで、模試感覚の冷やかし受験が多い)
させられたのだが・・・受験が終了し、何か月か経った後、
防衛大学の事務局
「もしもし。お宅のお子さんですが、当校への入学はなさらないのでしょうか・・?」
義理母
「あの~ P大学に進学することになったので・・・」
このようなやりとりがあったらしい。義弟2号も、義弟3号も、父親の命令で
防衛大学を受験したのだが、このような電話があったのは長男のみだったので
推測だが、入試の成績がおそらくトップだったのかもしれない。
このような高い学力を持つ旦那が、溺愛する娘の大学を絞り込むのは
至極当然のことなのかもしれない。
加えて、プリ子自身も日本の母校の大学は一流。(留学先の大学は三流)
過去記事:
母親の出身大学が一流の場合、
その子供に対するそれは「願望・羨望」でなく「当たり前」という意識になる。
だが・・ほったらかしワーママ期間が長かったせいか、
娘の成績は、私の子供時代のそれとは、比較にならないほど悪い。
大学受験を有利に進めるためには、高校受験より、
それなりのカリキュラムにのった中学受験が望ましい。
目先の子供の教育問題に本気で取り組むため、私は仕事をいったん辞めることにした。
過去記事:
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あまりにも成績が悪く、入塾テストすらも危うかったので、
私は子供に対して、目先の目標のバーを下げることにした。
まずは入塾テストに合格し、あせらず時間をかけ、実力をつけて行くのが、
上を目指す唯一の方法だと思うからだ。
入塾テストが終了した時点で、以下のやりとりがあった。
塾の先生「お子さんの志望校など、親御さんはどのへんをお考えですか?」
プリ子「え~と。家がC中学の近くなので、そこがよいかな~と」
C中学。家から歩いてすぐの学費が高いらしい学校。校舎がきれいで、修学旅行が海外。
生徒さんたちも感じがよく、申し分ないのだが・・
問題は、進学先で一番多い層が GMARCHという点。
成績の良い子は、東大とかいるけど、進学先で見るべきは、
一番多い層が、どこなのか? という点。
・・・プリ子は考えた。
C中学は、今の娘のとんでもない成績からは高嶺の花だが、
そこに行ったら、かなりの可能性で GMARCHに行ってしまうことを意味する。
現時点では、GMARCHに行って欲しいと思っていない両親がいる以上、
何よりも塾の先生に「ポポ子ちゃんはC中学でよい」というメッセージを
送ってしまうのはマズイ。
プリ子「あの~。今の娘の成績は、ひどい状況ですが、
親がP大学と、Z大学出身なので、そういうところに入る中高でないと・・」
担当の先生は、大変話が分かる方だった。
結局今はビリクラスだけど、そういった大学にある程度入れる生徒が在籍する中学は、
最低でも選抜クラスに入って、その中でも上位の成績でないと入れないということだった
親の意識の高さは、塾の先生にはダイレクトに伝わったようで、
学習内容、テストの範囲、目標をいったんどこに置けばよいか、
その辺りを、「痒い所に手が届く」ようにアドバイスして下さる。
私のできることは、そこをしっかりと把握し、
子供の家庭学習に落とし込むことだ。
現在、私は子供の4教科のうち、国語を除いた3教科を全て把握し、
彼女の苦手な箇所、出来ている箇所が問題単位で分かっている。
国語を除いた理由は、当面の彼女の勉強のターゲットは、
テストで点が取りやすい所、つまり学習効果が高い所を優先したかったからだ。
成績が悪い ⇒ 普通
に移行するため当面やるべきことは、
得意科目を作り、テストでかなりの高得点をとれることを、イメージづけることである。
更には、細かく観察して「褒めちぎる事」
勉強が出来る事は「自信」につながる。自信はさらなる挑戦を後押しする。
このためには、やったことがそのまま成績に結びつく、暗記科目が手っ取り早い。
子供自身に「勉強はやったらやっただけテストで点が取れる」
この確信を初期段階で持ってもらわないと、勉強のモチベーションが落ちる。
成績が上位の方だと、そのうち壁にぶつかるのだが、
今はずっと下の方なので、まずは「成績が伸びる快感」を味わってもらうことにする。
(これ以上、落ちる事はなさそうな成績だし)
なので問題を親も理解し、どこが間違っているかどこができているかを的確に把握し、
できているところは、かなりオーバーに褒めている。
そして、できていないところはその場でやり直しさせている。
暗記科目は、人から言われるインプットが効くのだ。
だから私が関与した方が効率的な場合が多い。
算数は、「中学受験の最重要科目」と位置づけていて
私の得意とするところなので、苦手意識を持たないように、
コンスタントにやらせているが、
まず最初は、「社会」
最初のテストが近いので、必ず結果を出すように、親がリードします。
過去記事:

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