セクターローテーションについて
以前、過去記事にも言及した、セクターローテーションについて
今回詳しく解説します。
一般的に株式市場は、
おおよそ以下の 4つのサイクルを時計回りに循環していると言われています。
上記の画像は、Market hack より引用しています。
株式市場は、金利と景気の上下によって影響を受けます。
図の見方ですが、「時計の針の動き」をイメージしていただき、
時計回りに一巡します。
左右の軸が金利の上下、MAX or MIN
上下の軸が景気の上下、MAX or MIN
という見方をします。
米国市場はこの、「景気循環」の規則性が見いだせるため、
銘柄の選好がしやすいです。
例えば、
米国の現在の状況ですが、
金利が低く & 景気が良い ⇒1の終わり(時計の針でいうと、11時くらい)
この景気循環の流れに、選好すべきセクターが書いてあるので、
「これから上がるセクターはどこ?」という見方で投資するのです。
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それをまとめたのが、以下の表になります。
選好セクターと、代表的な銘柄を挙げてみました。
ちなみにこれから仕込むべきは、2あたりの、工業、素材、消費循環
とされています。代表銘柄を仕込んでもよし、もしくは手っ取り早いのは、
海外ETFの上記のセクター(素材・工業)でも良いと思います。
セクターローテーションの注意点ですが、時計の針の4時~6時くらい、
つまり、エネルギーセクターの下の空白。
これは株式市場の選好セクターがないことを意味します。
この時期は、株式市場からいったん足を洗い、
債券市場にシフトしても良いかもしれません。
以上が、セクターローテーションの考え方です。
考え方は世界共通なのですが、日本市場は景気循環がうまくいってないため、
米国市場を参考に解説してみました。
海外株を始めるならば、
海外ETFの上記の「これから来る」セクターで絞り、
タイミングを見計らって購入し
長期で置いておくと、スルスルと株価が上昇する確度が高いと思います。

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