【 男女平等な国 】に在住時、わたしがびっくりした8つのこと


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20代の頃留学していた国は、女性労働先進国の国でした。

婦人参政権が世界で初めて認められた国。

留学当時、首相が女性だった国。

つまり、

「女性も働くのが当たり前。なぜなら、男女平等だから。」

その土壌が醸し出す「当たり前」が、

当時のコテコテ日本人の私には印象深かったいくつかの点をご紹介いたします。




外で子供と遊ぶのはいつもパパ。

かの地に来て、最も印象深かったのが、

「小さい子供とパパ。」の組み合わせが圧倒的だった点。

「小さい子供とママ」の組み合わせをほとんど見た印象が無かったので

「母親は一体全体何してるのかしら?」と、当時の私は思っていました。

外に連れ出すのは、パパの仕事らしく、ママは家で家事やっているとか、

くつろいでいるらしいです。

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昔のアルバムが出てきたのでシェア。これは南のほうの植物園です。



食事を作るパパ。

コリン(超美人当時アラフィフのホストマザー)には、女女女男 の4人の子供がいました。

女3人は独立しており、息子だけが家にいました。

当時、コリンは小学校の事務の仕事をフルタイムでしていました。


スティーブ(ホストファザー)は、自宅で仕事(映像関係)をしていました。

なので、留学生たちの夕飯を作るのは、「パパ」の仕事。

食事も大変簡単なものです。(肉焼いて、蒸かしたイモ付け合わせ、とか)


味覚の敏感な日本人には難しい食生活でしたが、

食事も質素なもので良し」と考えるならば、それで回るんですよね。




ごくまれに登場する巨大掃除機。

あちらは土足文化なので、家の中でも靴。

キレイ好きの日本人は慣れが必要と思う・・

たま~に、大型掃除機登場(2週間に1回、出ればよい方)で

「ぶーん」と音がすると、

あ~珍しく掃除しているなあ~」と感じるわけです。




勝手に独りで散歩し帰ってくる犬。

そこの家は、犬・猫・オウムがいました。

さすがにオウムはケージに入っていましたが、

犬はつながれているところを見たことがありません。

ほとんど「半野良ネコ化」している犬で

ひとりで勝手に散歩してきて、庭でフン(肥料となる)して、

お腹すいたら、ネコ扉から勝手に帰ってきてごはんもらって、

家の決まったところに寝る。

エサだけあげていれば、まったく手がかからない、放任育児 

当時私が最も気をつけていたのは、下手に庭に入ってフンを踏まないこと。

いつも車で帰ってくる途中、

歩道をバニー (ひとりで散歩する犬の名前)が走っている姿をよく見かけたものです。


ちなみにここのうちの犬と猫は大変仲がよく、ある特殊な芸ができたので、

この芸をしている映像が

「さんまのからくりTV」の海外の面白映像で放送されたことがあります。




激安スーパーと巨大フリーザー。

PAK’nSAVE(パッキンセーブ)というスーパーチェーンがありました。これは、

「買い物袋?そんなもの無いわよ! 勝手にその辺の転がってる
 段ボールでも使ってよ。その分ウチは安いのよ!」

・・という、コストコを小さくしてサービス最悪、激安にした感じ。

キウイフルーツ、当時1個18円くらい。確かに安かった。
(普通25円くらい。この国で1番安い果物)


共働きで忙しい家のため、PAK’nSAVEでまとめ買い~~

ですのでフリーザーはあるのが一般的ですし、食材は「冷凍」保存がきくものが中心。

買い出し&自炊のサイクルが(労力やコスト面で)

負担にならないように回っているのです。



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Help yourself(あんたら勝手に取りなはれ)スタイルの食事。

朝食は各自勝手にパン or シリアルとって、

み物入れて食べて、皿は流し台へ。

夕飯は「大皿ドカン。」の食べ物を、各自取り分け。

各自お皿は流し台へどーぞ。

すべてが  help yourself スタイル。

なぜか?   →  →    それが一番、家事やる人の負担にならないから。


我が家も現在、大皿スタイル。お皿は、各自流し台へ、です。




「あそこん家は裕福だから、奥さん働いてないんだよ。」

かの地では、大変な資産家以外は、奥さんがフルタイム勤務が当たり前。

育児を「働かない口実」にすることは、考えられないことなのです。

唯一の例外は ≪ 大変裕福 ≫ な家。(庭にプールがあるレベル等)


この国は、財政規律がしっかりとしており

日本のように膨大な負債(GDP比という観点)を抱え、

次世代にツケを払わせる状況を作り出しません。


そのため税金も最初から高いし、

年金の世代間格差もありませんので日本のような

勝ち逃げ世代 (年金資産積立不足の原因とされる) も存在しません。


最初から ≪ 共働きで、老後まで生計を立てるのが当たり前 ≫

との意識が、国民に根付いているのです。




飲み会が無いが、ホームパーティーざんまい。

かの地では、飲み会なんちゅーモノは存在しないです。

その代わりにやたらめったら≪ホームパーティーざんまい≫

そーゆーので交流するのが、一般的みたいです。

二女の婚約パーティーすら、自宅でやっていました。

たいてい休日にやりますし、夫婦同席で健全?だと思います。

コストコとかで売っている蛇口からひねって出す、大容量ワイン。

こういう場で使っているんですよね~

たまに、近所の人が紛れ込んで、

「これってそもそも何のパーティー?」

な~んてこともありました。。。






まとめ

ニッポンの国の財政状況を考えると、

我々の子供世代は、もう共働き状況からは逃げられないと思います。


そこで頭を切り替えなきゃならない先は、

こだわり(=家事の質)を捨てれば、生活とお金は回る。という考え。


日本人はキレイ好きだしグルメなので、

上記の例はそのまま受け入れ難いと思いますが・・


私は女性の就業を妨げている根本的な問題は、

特定の世代の男性の就業環境が過酷すぎる点が大きいと思っているんで

そこらが片付かないと、イクメンがベースとなる

上記スタイルへの移行は難しいかな、とも思っています。


また、上記の経験から、

サバイバル能力=鈍感力(まずくても、きたなくても気にせず適応する力)

なのではないか?  と思っています。 

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