英文は単語が分かれば読めるのか?


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中1の頃数学に力を入れていたせいか、中学に入ってからの英語のスタートダッシュに
やや遅れたような気がするウチの子。

その後、良い文法問題集(中高一貫校で良く使われているシリウス)に出会い
これをアホみたいに繰り返すことで
英文法をある程度マスターしたように思えたのですが・・・

だが・・このシリウス。ものすご~く濃い問題集だけあって
ひとつのテーマをつぶすのにすごくみっちりと指導が必要で
それをマスターしたと思って昔のにもどると
取りこぼしが見られるとか。

網羅的に、完璧にやろうと思うと
あたかももぐらたたきのように
穴埋めの苦労があったりするのだ・・

なんでここまで文法に力をいれているかというと、
大学受験へ向けて長文読解の勉強をする上で必要な
『構造分解』が理解できなくなっちゃうから。


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で・・ここで2つの道に分かれるんですよ。

A: 構造分解が出来て長文読解が得意になる子供

B: 構造分解という概念がいつまでたっても見につかず
長文読解で返り読みをしてしまう子供。

Aに進むと、リスニングでとれなくても英検準一級に合格できるし
大学も一般入試で一流大学に入ることができる(私自身がそれ)

Bに進むと、リーディングが出来ないので英検も2級どまりで
大学受験は推薦入試でないと入れない(一般入試だとMARCHも無理)

ここで、この記事のタイトルに戻るけど

英文は単語が分かれば読めるのか?

→ 文法をベースとした構造を理解するトレーニングを積まないと
大学受験の英文は時間切れでおわる。

私も大昔、このトレーニングをする前は
単語を引きまくって長文に挑んでで
自分が英文を読めないのは語彙力がないからだ
って思ってた。

でもそうじゃない。

構造分解のトレーニングつむと
英文の出だしで『ああ・・これは無生物主語で構造がこうなっているのね』
って理解して返り読みしないで英文を正確に理解できるようになるんですよ。
で・・私は英文を読むとき『日本語に訳さない』で英語を英語の構造のままで
その場でイメージ?みたいなのは浮かび上がる感じで
かなり高速で読むことが出来ます。

当時の私は、このブログでよく言及している
大学受験英語のベストセラー本である
で身に付けることが出来たんだけど
この本ってものすご~く読み込むことが大変で
私、1回挫折したんです。
でもやっぱりみんな使っているから根性だして2回目にようやく
モノにして(相当繰り返した)長文読解が得意になったのだけど
この本、ウチの子には絶対に無理だと思うし、勧めない(笑)

筋トレに例えるとしたら、
いきなりベンチプレス100キロ上げろ
とかそういう根性のいる本だから!

今は英文解釈のもっと平易な本が色々あるので
そっちをやらせるつもりです。

この手の本でよく聞くいまどきのオススメは


この辺りですかね。本屋さんで実際にモノをみて
これならやれるかも・・
っていうのを子供自身に選ばせて見るのも良いでしょう。

この手の本は高校文法まである程度仕上げてからでないと
非効率になるのでまずそっちを優先させましょう。

文型(重要)、不定詞&動名詞&不定詞構文、
使役動詞、第5文型、分詞、関係代名詞、形式主語、倒置

文法テーマとして上記がキチンと理解できていれば
英文解釈をモノにすることができるでしょう。

伊藤和夫先生のも今は色々レベルがあるらしく
平易なものを繰り返し方がよいです(私の時にはなかったんだよね~)

今年度の方。中学受験、高校受験、大学受験
頑張って!!
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