保険商品である学資保険を「加入すると損」と言う方は「自分は満期日までに絶対に死ないし、絶対に投資で損してない」という前提で話をしているに過ぎない。【生保内部の総合職採用がこぞって学資保険に入る本当の理由】


スポンサーリンク



私は当時勤めていた自社の学資保険に入っています。


加入したきっかけは、債券・株式の運用をやっている部署の人や、

アクチュアリー(生保の心臓と言われる頭脳集団)が

「絶対にウチのこの商品は入った方がいい」と勧めていて

彼らのみならず、その生保内の総合職社員はこの商品だけ入っている

というケースが多かったという現状が後押ししたことによるものです。


で、加入検討当時、エクセルで国債の利回りと、

生保側がカバーする想定保険料コストをシュミレーションしてびっくりしたのです。

プリ子
「これ、めちゃめちゃ契約者にとって
お得な(生保側にとっては大損)商品だわ!早速加入しよっと。」


早速手続きをしようと思ったのですが、思わぬ障害がありました。

学資保険はウチの逆ざや(大赤字商品)だから、

営業の人が手続き(システム的なこと)をやってくれない


ちなみに生保社員が自社の保険に加入する場合、普通の医療保険とか生命保険は

社員割引がありますが

学資保険はもともと赤字商品なので社員割引など一切ありません。


それは事前にわかっていたのですが、

営業の人にとっては一切の旨みがない学資保険の手続きを

営業の人に頼めないという事情もあり、

加入の手続き(システム処理のこと)を全部自分でやるハメになりました。

(専用アプリダウンロードから入力とか、
カスタマーセンターに電話でやりとりしながら進めた)


生保総合職採用の人間は、

当たり前ですが生保に関してはプロです(本当に当たり前ですが)


我々は実務でバリバリ、生保内部に絡んでいるだけでなく、

入社して2年間で13種類の試験に合格しなくてはならず、

それは一般職採用や、営業職員に求められるものとは異なるものです
(被るものもちょっとだけあるけど)


これらの試験は非常に重たいもので、プライベートを犠牲にして

相当レベルの勉強が必要になります。


つまり何が言いたいかというと、

生保に関して全くの素人ブロガーが、

間違った知識と、保険という視点を欠いた状態で

保険商品の記事を書いて拡散することに対して

看過するのに抵抗を感じるんです

(生保の記事を書くならせめて生保講座8科目合格してから書いて欲しい)

スポンサーリンク

先日ツイッターでこんなやりとりを見ました。(端的にまとめてます)

生保ど素人ブロガーその1
「学資保険は無駄!保険会社の餌食になる。保険は掛け捨てが一番得!」

生保側の実情:学資保険は各社、赤字商品の位置付けで
営業ツールの一環 (釣り商品)として置いているだけ。
医療、生命保険の掛け捨てこそが、生保にとって最大のドル箱


生保ど素人ブロガー2
「その意見に同意したので、学資保険を解約しました。
その資金で、利回り〇%で運用します!」


よくよく画像を見ると・・

お宝学資と業界では名高い、某社の学資保険ではありませんか!


現在よりも金利が良かった貯蓄型保険はお宝のものが多いのです。


学資保険もそれに該当するため、

現在では以前確約していた利回りのものに入ることができないだけでなく、

学資保険自体を売り止め(最近は利回りを確保できないから)にしているので

生保側からしてみれば 

「解約してくれてありがとう!」状態。
(収益圧迫の源だったから)

生保側が学資保険を赤字商品とみなしているのは

上記のような実際の運用を超えてしまった確約利息部分を

お客様に返さなくてはいけないというだけでなく、

付帯の「保険」の料率負担そのものが大きいからです。


私が学資に求めた利点とは

例え初回保険料の1万円だけ払って親が死亡したとしても、

1000万円分の学資保険が会社から支払われる。


つまり・・学資保険は「保険」部分がデカい。


自分はそういう認識なので、それを当たり前と思っていたところ

アフィリエイトを押して欲しいだけの生保素人ブロガーの


「学資保険は損」という記事を読むと、

学資保険の「保険料負担コスト」や

元本保証コスト

全く全く!! 比較対象として考慮されていない、

という事実に目がいっちゃうわけです。


学資保険が損という結論を正確に導くためには、

当たり前ですが、同質の条件を満たすものでなければなりません。


貯蓄性保険は、その性質に合わせた金融商品で生保側は運用するのですが

学資保険の受け取り保険料はすべて

長期国債&最近では(超)長期債

で運用していて、

株式のようなリスク資産は一切かませておりません。

なので、

・満期期日相当の国債の利回り(利息再投資含む)

・(保険金 - 払い済み保険料)相当の逓減定期保険コスト負担


上記の計算基準で計算してみてでないと

「学資保険は損」という結論に達しえないのです。



で、10年前に自社学資に入る前に、

簡易的にエクセルで計算してみたんです。私。


そうすると、

保険部分のコストが高くて、

生保側が相当負担しているわ~、

との結論を出したので入ることにしたんですよ。



で、現在どういう状況かというと、

その学資保険にせっせとお金を払いこんでいる状態です。

加入して3年位したころまとまった貯金ができたので

残金すべて払って払い済みにしようかしら?

と思ったのですが、保険料負担を会社に負わせた方がこっちは得と思ったので

そのまま手元資金は自分のとこにおいて、せっせと保険料を払い続けている状態です。


もしも今、親が死んだら。

・手元資金は・・子供のもの。

・学資保険満額金(ウチのケースは1000万円)も・・・子供のもの。



こうまでして守りたいものは、子供の将来。

投資に絶対はありませんが、

子供は確実に大きくなり、お金は絶対に必要になる。


元本保証と保険金の保証ってものすごく大事です。


子供の将来に対しての責任の幅は個人によって違いがあると思います。

私はその手のものをかなり深刻に考えているだけでなく、

どうすればそれを具体化し、行動に移せるか? 

を常に考える側の人間なのです。


なので、

教育資金に対する保証の多大なコストを無視して

「学資保険」について語ること自体がナンセンス

と感じるのです。

(学資は国債運用商品なので、リスク資産との比較は不適切)


深く考えると深みにハマる学資保険ですが、

ただ、もっと単純に考えてよいと思います。

教育資金とリスク資産をごっちゃにして良いものなの?


良いと思わない人のために、学資保険という商品が存在すると思っています。

それゆえに、生保側では学資保険はリスク資産でなく、

長期国債で運用されているのです。(約款に記載あり)


私の加入している学資保険は5年で

払い込み保険料より解約返戻金が上回りました。

ですので中途解約で元本割れと言うのは当てはまらず、

むしろ利が乗ってる状態。

でも解約はしません。

本来の目的である教育資金を支払うまで保有すべきものなので。



勉強も教えて、働いて、親って大変~



家庭学習の情報が豊富
(日本ブログ村提供)


にほんブログ村
「最後まで読んで頂きましてありがとうございました。 貴方様の応援ポチはがっちりと私の記事更新の励みになっております 〜〜(^O^)/(喜びの舞などを)

にほんブログ村

にほんブログ村 アリャリャ~\(^o\)
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

節約・貯蓄 ブログランキングへ (/o^)/ コリャリャ~

スポンサーリンク