先週末の塾の模試が返ってきた。
子供は2月に入塾し、
4月の春期講習後に初めて塾のテストというものを受けたものの
あまりにもひどい状況だったので
母親である私が『子供の勉強に全責任を持つ』と腹をくくり
内容に踏み込み始めたのだった。
その後、2回目の5月中旬のテストも似たような成績で、
旦那に「お前の教え方が悪い」と非難され、心が折れそうになったものの
その後も粛々と学習を見続け & どこまでも戻って教え続け…
そして先週末の塾のテスト。
たったの1か月で
4科目(国・算・理・社)の偏差値「11」アップ!
2科目(国・算)の偏差値に至っては「13」アップしたぞ!!
なぜこんなに成績が上がったか?
それは・・・
「以前がひどすぎたから・・・?」
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時間がない中、かなり戦略立てて、
学習内容の優先順位の検討や、学習効率の良い方法を実践するといった手段にて
勉強や試験に精通している大人がコントロールしているわけだから、
実を言うと、狙った通りの結果であります。
ただ、子供本人の目線でみようとするならば、すごい成長だと思うし、
私の厳しいやり方によくついていったと思う。
「成績が伸びるということ」は
「努力した行動がキチンと結果として出てくるものだ」という事実を
当の本人に納得させるもっとも良い手段、と思う。
だから私は、とにかく点が取れる勉強を優先させたのだった。
見た目の「成績が伸びる」は
「努力は正」であることを強力に体感させることであり、
本人に自信を与え、更なるモチベーションを与えるもの。
私は今回のテストの件で、子供を手放しに褒めまくった。
「ポポ子~あなた、この前まで出来なかった雨温図の読み取りが
今回できているわ! 社会、得意科目になるんじゃない?
算数の計算も、すごく早くなってきたわ。
国語の漢字もきれいにかけているわ~」
上記の褒め殺しの内容はウソではないものの、
実際の私は、テストの事後採点をした結果判明した
今後の課題(=現在の弱点)にアタマがいってしまっている。
そのような弱点を認識しつつも、私は子供には褒めることを優先する。
なぜならば、勉強というのは
出来る者が更に差をつけながら出来続けるという
非情過ぎるほどの「勝者常勝」の法則がある。
よほどの手段を講じない限り、下克上は無理なのだ。
出来る子供は「最善の勉強方法が早期に確立されている」
というのも要因のひとつであるが、
「勉強ができる」という「脳内快楽物質」は
過酷な勉強生活において麻酔の働きをする(と私は思っている)
そのような麻酔 (麻薬?) 常用者はこの麻酔を手放すことに
最大の恐怖を感じるため、是が非でも食らいついて勉強するのだ。
だから私は子供単独ではできないほどの手段にて
成績を早期に上げることに全力を傾けたのだった。
だがその影響で、テスト範囲ではない直前の塾の学習範囲の勉強がおろそかになり
そのしわ寄せは、次回のテストまでに解消しなくてはならない羽目になった。
次回は7月末にテストがあるが、範囲が広いためかなり苦戦すると思う。
以前の取りこぼしが山のようにあるので、
この辺りを、粛々とつぶしこみ作業に入らないと
今度は大幅な成績の下落になるだろう。
子供には勉強に自信を持ってもらいたい。
なぜならば、実際に算数など難問は「私はできる」と思って挑むと
本当に解けてしまうものなのだ。
なので、今回のテストの結果は褒めまくっておいたが、
これは自信を持って臨んでもらうための「演出」である。
それならば尚更、親は頭を冷静にし、弱点のほうに目を向けなくてはならない。
取りこぼしした内容をどう解消するかを、今後の布石にしたいと思う。
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