生保業界の「不都合な真実」を熟知する私は「医療・生命保険」に入らず「学資・年金保険」に入り「生命保険の株」を持つ


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私は生命保険会社に勤めていたことがあり、監査法人で生命保険会社の監査もしていました

生保に勤めていた時受けさせられた試験の数は12個、

とった資格も相当ありいわゆる業界にどっぶりつかっていた1人です。

実務経験を通してお客様からお預かりした保険料が
どのように運用され

どのように会社の中で使われ

どのように厳しい査定の過程を踏んで

ようやくたった一握りのお客様にのみに支払われるか

についてはかなり精通していると思っています

そんな私は

生命保険(団体保険除く)や医療保険には絶対入りません。ですが

学資保険や個人年金保険には入っています。

この辺は私が以前書いた記事「得する保険、損する保険」をご覧いただければと思います

そして儲かっているビジネス構造を今後10年20年1番真っ当に保てそうな

生命保険会社の株式を保有しています


宝くじと保険 は胴元だけががっぽり儲かるギャンブル
「保険」とかけて「宝くじ」と読む。その心は 「胴元だけががっぽり儲かる」

当たったらラッキーでたくさんのお金がもらえるのか宝くじだったとしたら

万が一死んでしまったらたくさんのお金をもらえるのも生命保険

これらのお金を支払っていたのは宝くじに外れたその他大勢と

保険期間適用中に死亡しなかったその他大勢です

このその他大勢の方々は

「夢を見る」「安心を買う」と言う部分にお金を出した人たちですが

金銭リターンはゼロ

その払い込んだ金額の7割(貯蓄性商品除く)は保険会社の儲け


保険会社の給与は高額、経費の使い方は派手
いろいろな業界を知り尽くした公認会計士の人気ナンバーワン転職先はどこでしょうか?
答え:生命保険会社

生命保険会社というのは非常に儲けやすいビジネス構造となっています

生命保険や医療保険のような商品の場合、

基本的にお客様に還元される「純保険料」は3割程度

その他の7割は「付加保険料」と言われる保険会社の儲けになります
(通販系の生保は営業スタッフの儲けが無い分「純保険料」の割合はもっと高いです)


儲けにくい市況環境になれば保険料をあげればいいだけなのですから

生命保険会社にとってはリスクありません

金融庁の認可がおりないと業務が出来ないため新規参入がし難いのも

美味しい業界と言われる理由のひとつです


営業職員以外の本店、支店のデスクワークの社員に対しては

その業務内容の割には多すぎる給与を出しています。

「使えないおじさん」
(=歳とってるだけでたくさんの給与をもらっているけど
保身に回り生産性がまったくないタイプの社員)

もたくさんいます。


他にも驚くほどたくさん&無駄な経費をたくさん使っておりましたよ。。


営業職員は百戦錬磨 彼らに保険を相談するなど 「ネギしょった鴨」
年間報酬8千万円~1億超のトップは会社でも「スター」扱い

営業職員は利ザヤの大きい保険を売ることに

精力の全てをかけていると言っても過言ではありません

彼らの置かれた厳しい環境を見るとそうせざるを得ないのです

営業経費は全て彼らの持ち出しで、

例えばガソリン代が月10万を超えるのは珍しいことではありません


定期的な給与がないので

利ザヤが高い保険を売って売りまくらないと基本的な生活すらたちゆかなくなるのです

例えば百戦錬磨でない新人職員がお客様に対し

学資保険や個人年金だけを売ってしまった場合は

営業所に戻って上司から大変なお叱りを受けます



この商品は利ザヤが低いため営業経費の方がかかり赤字になってしまいます


ですので利ざやの稼げる生命保険&医療保険を何とかして売り込む必要があります

そのため営業職員は営業所でよく営業トークの練習をしています

お客様がよく言う言動パターンに応じてどう切り返すかなどの練習をしているのです


そのようにして好感度と巧みなトークを適用しお客様の心をとらえ

高い保険にいとも簡単に契約すると言うスキームが出来上がります



営業トップともなると年間の報酬は7千万、8千万円近いです


何度かこういう方達とお会いする機会がありましたが 非常に魅力的な方たちばかりでした

まぁある意味こういう卓越した方々に対してだったら

高い生命保険や医療保険でも入っちゃうかなあと思ってしまえるほどです



何を言いたいかというと こういった営業の方々の前で、

消費者にとって有利な(=低利ザヤな)保険に入るのはほぼ不可能ということです。


保険カバー中に死ぬことは稀
保険会社にとって美味しいのは若い30代の契約者


生保在職中に受けさせられたテストの中でよく目にした「生命表」

これは男性・女性それぞれが何歳の時に死ぬかの確率を細かく示した表です

これによると少なくとも60歳までに男性が死ぬ確率ってほとんどないんですよね。

でもこのラインを過ぎると一気に加速します。その時には保険に入るのは難しいです


また、保険を日々売りまくる営業職員も、

実際に死亡のケースに遭遇するのはめったに無いようです。




保険金の査定のハードルは高い
保険会社の査定はどこまでもどこまでもしつこく調査しますよ・・

死亡もしくは高度障害になった場合、

診断書などの必要書類を提出しますが「告知義務違反」がないかどうか

保険会社は執拗の調査いたします。


例えば最初に受診した医師の診断書まで遡り

保険会社が取り寄せそこで患者さんの「既往歴」に関するコメントに矛盾があった場合

保険契約時に提出した「告知書」にその旨記載していなかったら

「告知義務違反」で保険金も支払われませんし、今まで払ってきた保険料もパー



死亡以外の医療保険の査定はもっと複雑です。

ケースごとに非常に細かくみるので

「保険金が支払われるケース」はどんな場合か、

保険契約の約款をキチンと目を通さないと、保険料の払い損になりかねません




死亡・医療保険が売れるのは日本だけ
健康保険制度が発達している欧州では「保険」とは「学資」や「年金」のこと
健康保健制度がないアメリカですら入っていない

日本の健康保険制度には「高額療養費制度」があり、

上限を超えた金額は後日払い戻されるため、

基本的に医療保険に入る必要はないはずです。

私も何度か入院したり、手術を受けたりして利用しましたが、

無保険でありましたが健保がカバーしてくれたため不便を感じた記憶がありません。

生命保険に入らないのは「遺族年金」やその他の制度があるからです。



教育費の問題は学資でカバーされているし、

住宅ローン(うちは親ローンなので関係ないですが)自体に保険機能が入っているので、

「夫が死んだら」のケースでまとまったお金が必要になるケースって

そんなにないと思っております。


それよりも払って掛け捨てる金額の高いこと高いこと。。

保険会社の社員は社員割引制度があるのにも関わらず自分とこの保険に入っている人少ないです


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資産運用力?コストが高いだけ
インデックス投信の積み立ての方がまし

保険会社はお客様からお預かりしたうちの純保険料部分で、

国内外の「債券」「株」「その他金融商品」を購入し運用します。

高い生保の人件費に加え、難しい商品は外部のプロに任せるのでその分のコストもかかります。

特にパフォーマンスが良いわけでもないので自分で運用した方が低コストで済みます





学資と個人年金は全く別格。会社は売りたくない
百戦錬磨の営業職員からこれらの商品だけ契約するのは至難の業

「得する保険~」の記事で書いたこととかぶります。

低利ザヤで保険会社にとってメリットはないけど、

お客様にとってはメリットが大きい商品なので

我が家ではこの保険だけは死守しています。

個人年金の利回りが良かった時に契約したものです。




胴元側 につくため株主になる
すべての保険会社が良いわけではない。
10年後にそのままの名前で生き残っている生保はどこだ

この業界にいたときは日本の少子化に対し、

最も影響をうける業界であることを実感しました。

その中で少子化の日本に見切りをつけ

海外の保険会社をM&Aでバンバン手中に収めている「第一生命」の経営方針に対しては

ある程度期待しているところもあり、株式を保有しています。


最後に

現在保険に加入していらっしゃる方に解約をおすすめするものではありません。

「万が一」解約した後に保険事故が起こってしまうケースもないとは言えないので。。

ただ、損する保険には入らずその分しっかりと各自で保険料を貯めることの方が

相対的に得をする確率が高く、そのような

得する確率の高い行動パターンを取り続けることが

最終的に老後に大きくお金を残すことにつながる


と確信しております






ご参考までに、下記は過去記事です。



保険金を税金で持っていかれないための情報です。





百戦錬磨の営業マンの手口を、業界目線で解説しています。





無料保険相談は、自分の個人情報を「無料で引き渡すこと」と同等です。





保険代理店での相談? 「公正」な判断は期待してはならない理由があります。





ソルベンシーマージン比率が高ければ安全? そう言いきる人は、素人さんです。





業界出身の私が自身の保険について実践していることを説明してます




日本人独特の保険の誤解について書いてます




損しない保険の代表格である≪学資≫の利点を最大限に生かしてます




得する保険&損する保険についての区分は以下の記事に詳細があります。












損害保険は、真逆のスタンスで、十分にカバーする必要があると思います。










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